地球の仲間たち コロンビア/ネパール

 開発教育を考える会 編  本体価格1800円(税別) ISBN978-4-909749-09-3

 

 

 編者の開発教育を考える会は、青年海外協力隊に参加し、帰国後教育に携わってきたメンバーのグループです。協力隊が現地で取材・撮影した各国の子どもたちの写真をもとに、フォトランゲージ教材「地球の仲間たち」を開発・販売、これまで教育現場で広く活用されてきました。
 現地の子どもたちの日常生活の写真を通して、自分と同じところ、また違うところを発見し、世界をより身近に感じてもらうことができる写真絵本です。

「スリランカ/ニジェール」に続く第2弾は、コロンビアのリナさんとネパールのプラサンタさんが登場。
「地球ちゃん」の案内で、ふたりの生活を見にいきましょう!

地球ちゃん

(リーフレットより抜粋)

子どもが読んでいる傍らで
  子どもをひざに乗せていっしょに
    教室で子どもたちとともに
      子どもたちだけで
        子どもがひとりで・・・

いろんな読み方があります。
大切にしたいのは、読んでいる子どもと本に登場している子どもとの「出会い」。
国について知ることも大事ですが、それよりもまず、世界のさまざまなところで、同じように生きている「地球の仲間」に出会ってほしい。そんな願いをこめて、この本をつくりました。
 「えっ、こんなことするんだ。」
 「あ、わたしとおんなじ。」
感じ方、受け止め方はいろいろですが、みんな正解。
さらに「どうしてそう思ったの。」「あなたならどうする。」といった会話が生まれていくこともあるでしょう。
この本をきっかけにした小さな出会いが、「ともに生きる仲間」としての心を育てることを願います。
また、子どもたち同士が温かくつながっていくお手伝いになれば、とてもうれしいです。
(開発教育を考える会)

 

*絵本の中のQRを読み取ると、リナさん、プラサンタさんの
 ことばを音声で聞くことができます。 

 

取材者からのメッセージ

福澄聡子(コロンビア)

私が赴任したのはまだ治安の不安定さが大きく取り上げられていたころです。
しかし、職場ですぐに友人ができ、コロンビアの人の温かさに、こんな親切な人たちがこの世にいるのか、と思うようになりました。
赴任して最初の週末にその友人の田舎に連れて行ってもらい、親族を集めて豚を1頭料理して歓待してくれました。そこで出会ったのが、彼女の姪のリナです。コーヒー畑の中に建つ家で・・・ →続きを読む

 

土橋泰子(ネパール)

私が赴任したのは、当時創立4年目で地域の人々の寄付金で建てられた学校でした。
まだネパール手話が作られている最中で、辞典はありませんでした。
私はまず子供たちからネパール手話を学ぶことから始めました。
3ヶ月たち、「すぐに授業ができなくてごめんね」という私の言葉に対してプラサンタは・・・ →続きを読む

 

ワークシート(A4サイズでプリントしてお使いください)

自分の名前を言ってみよう

自分の時間割を書こう
地球ちゃんからのインタビュー
地球の仲間たちに手紙を書こう
日本に来ているものをさがしてみよう


開発教育を考える会について

青年海外協力隊(JOCV)に参加して、帰国後、教育に関わってきた者の集まりです。
いろいろな国の子どもたちの「普段の生活」を紹介することを目的とした開発教育教材「地球の仲間たち」シリーズを開発し、普及活動をしてきました。より詳しく知りたい方は、会のホームページをご覧ください。

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『地球の仲間たち コロンビア/ネパール』開発教育を考える会編
(ひだまり舎刊 ISBN 978-4-909749-09-3)
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